爪の構造を知る [爪のこと]

近年急速な広まりを見せているジェルネイル。アクリルの合成樹脂を爪の形と装飾を施し、紫外線を当てて固める技法です。
ファッションだけでなく、コーティングとして爪の強化に効果があるとして、幅広い世代から支持を集めているようです。

ではその対象の爪はどんな構造なのでしょうか。

皮膚から外に出ている部分を「爪甲(そうこう)」といいます。爪と認識される部分です。
ジェルネイルに限らず、あらゆるネイルアートの対象はこの部分です。爪として常に指先へと成長し、伸び続ける部位です。

爪甲と接触のある皮膚を「爪床(そうしょう)」とよびます。爪の色として見えているのはこの部分の血色です。
表皮がなく代わりに爪があります。真皮以下は他の皮膚と同じ構造です。
爪の両側の指の皮膚は「爪郭(そうかく)」と称します。

皮膚の下に隠れている部分が「爪根(そうこん)」です。ここを覆っている皮膚を特に「後爪郭」で、この部分からわずかに爪を覆うようにある半透明の角質皮膚を「爪上皮」や「甘皮」とよびます。
この部分はネイルアート時に処理される対象となります。

爪の根元は「爪母基(そうぼき)」です。爪根にあり、新たな爪となっていきます。
これが皮膚部から出て行きだすところで、半月形状の乳白色部分を形成しています。角化していない爪です。

爪半月、半月板、ネイルマトリクスと呼ばれ方は様々です。人によっては皮膚の下から出ていない場合もあります。
もちろんそれが健康に左右された結果ではありません。
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