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爪で健康状態を判断する [爪のこと]

ここ2、3年で急速に普及しつつあるジェルネイル。世代を問わず、関心を持たれ始めています。ファッション性だけでなく、爪そのものの保護や強化に効果があるとされている事が、その一因です。

ではそもそも、その爪の状態はいったいどういう状態が健康と言えるのでしょうか。

爪は、それ自体がまず健康状態をはかるバロメータと言われています。指先は毛細血管の最末端が集中した場所です。その血流の状態が色となって爪に現れるからです。

爪は通常薄いピンク色です。爪の血色が悪く、青白い色をしている時は身体が貧血気味になっている可能性が高いと考えられます。爪下の毛細血管で赤み――ヘモグロビンを含む赤血球――が減っているためです。

爪が黄色くなっているときは、爪に除光液を使いすぎた場合です。爪が痛んでいる状態なので注意しましょう。これを直すには、爪が伸び、痛んだ部分が新たな細胞に変わるのを待つしかありません。

爪に線が入っているときは気をつけたほうがいい場合があります。

誰でも爪には縦線が入っています。ですが、この縦線がくっきりとしている場合、血行障害の可能性があります。

横線が入っている場合は健康状態そのものに注意しましょう。ストレスを溜め込み、体調が崩れている可能性が高い証拠とされています。

爪を強く打ったりすると、爪に白い斑点が出来ることがあります。これは爪に出来た痣のようなものです。爪の健康とは関係ないので安心してください。

ジェルネイルは無色で使うこともあります。爪を良い状態で保つために、爪の状態にちょっとでも気を配ってみることが大切です。

爪は皮膚が硬化したもの [爪のこと]

最近注目を集めているジェルネイル。そのネイル――日本語では漢字で「爪」について学術知識を紐解いてみましょう。

生物学からみると、爪を持つのは爬虫類以上の脊椎動物です。
その指先の先端背面の表皮が硬化したものが爪の定義です。皮膚の付属器官とされ、表皮から変化して形成されます。
毛も同じで、それゆえに両者を角質器と呼びます。爪の重要な役割は指先を保護することです。そのため指の動作での指先への力加減の調節を可能とします。
歩くことにおいても爪の役割は重要です。巻き爪はその役割による爪の変形形状の一種です。

爪の下には毛細血管が集中しています。そのため爪は血液の状態で変化します。体調の変化が爪に表れるのです。
ですから病院を訪れるとき、マニキュアやジェルネイルといった付け爪は極力避けましょう。

爪の成分はたんぱく質の一種ケラチンで、皮膚が硬化したものです。ですから細胞分裂も活発です。
成人の手の爪は一日で0.1ミリのびます。若いほど早くのび、年齢とともにその速度は落ちます。そして冬より夏の方が伸びる傾向にあります。

爪も水分を含み、この量は環境によって左右され硬さに比例します。そして爪の硬さは均等ではありません。冬の乾燥期には硬くそして脆くなります。

化学薬品の影響も無視できません。マニキュアや除光液と言った化学薬品を使用する場合、扱いを間違えれば有害になります。

同じように付け爪のジェルネイルやスカルプも手入れをきちんとしないと害になる場合があります。

爪の構造を知る [爪のこと]

近年急速な広まりを見せているジェルネイル。アクリルの合成樹脂を爪の形と装飾を施し、紫外線を当てて固める技法です。
ファッションだけでなく、コーティングとして爪の強化に効果があるとして、幅広い世代から支持を集めているようです。

ではその対象の爪はどんな構造なのでしょうか。

皮膚から外に出ている部分を「爪甲(そうこう)」といいます。爪と認識される部分です。
ジェルネイルに限らず、あらゆるネイルアートの対象はこの部分です。爪として常に指先へと成長し、伸び続ける部位です。

爪甲と接触のある皮膚を「爪床(そうしょう)」とよびます。爪の色として見えているのはこの部分の血色です。
表皮がなく代わりに爪があります。真皮以下は他の皮膚と同じ構造です。
爪の両側の指の皮膚は「爪郭(そうかく)」と称します。

皮膚の下に隠れている部分が「爪根(そうこん)」です。ここを覆っている皮膚を特に「後爪郭」で、この部分からわずかに爪を覆うようにある半透明の角質皮膚を「爪上皮」や「甘皮」とよびます。
この部分はネイルアート時に処理される対象となります。

爪の根元は「爪母基(そうぼき)」です。爪根にあり、新たな爪となっていきます。
これが皮膚部から出て行きだすところで、半月形状の乳白色部分を形成しています。角化していない爪です。

爪半月、半月板、ネイルマトリクスと呼ばれ方は様々です。人によっては皮膚の下から出ていない場合もあります。
もちろんそれが健康に左右された結果ではありません。

二枚爪には要注意です [爪のこと]

最近ネイル業界で注目を集めているジェルネイル。ファッションとしての注目だけではないようです。

ジェルネイルはアクリルの合成樹脂を紫外線で固める技法です。
ジェルによっては長い付け爪としての用途もあります。ですが、より人気を呼んでいるのはコーディングとしてのジェルの方でしょう。
この使い方は、スポーツ選手や男性からの人気を呼んでいるのです。

使われるジェルはソークオフジェルとも言われるソフトジェルです。
硬度は種類があります。柔らかいものの方が自爪にフィットしやすいので、こちらの方がコーディングとして向いていると言われています。
爪の弱い方や、やわな方、そして二枚爪といった症状に悩まれている方にお勧めしたい技法です。

二枚爪とは文字通り、爪が2枚に剥がれてしまうものです。爪甲剥離(そうこうはくり)症の一つです。

主原因は乾燥とたんぱく質の不足です。
足だろうと手だろうとなる可能性があります。一度なってしまうと剥がれた爪は元には戻りません。ここをジェルネイルでコーディングするのです。
そのまま伸ばしていき、剥がれを進まなくして、切り取ると言う具合です。

ジェルネイルに頼らない場合は、先ず原因と言われている乾燥対策と食生活の見直しが必要です。
爪切りを使う場合はお風呂上りの爪が柔らかいときにして、基本的に使わないことが大切です。やすりを使って爪を整えましょう。

手足のすべての爪に二枚爪が起こってしまったら、甲状腺の異常や膠原病と言った病気の疑いもあります。
爪をどうこうではなく、病院へ行きましょう。
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