爪は皮膚が硬化したもの [爪のこと]

最近注目を集めているジェルネイル。そのネイル――日本語では漢字で「爪」について学術知識を紐解いてみましょう。

生物学からみると、爪を持つのは爬虫類以上の脊椎動物です。
その指先の先端背面の表皮が硬化したものが爪の定義です。皮膚の付属器官とされ、表皮から変化して形成されます。
毛も同じで、それゆえに両者を角質器と呼びます。爪の重要な役割は指先を保護することです。そのため指の動作での指先への力加減の調節を可能とします。
歩くことにおいても爪の役割は重要です。巻き爪はその役割による爪の変形形状の一種です。

爪の下には毛細血管が集中しています。そのため爪は血液の状態で変化します。体調の変化が爪に表れるのです。
ですから病院を訪れるとき、マニキュアやジェルネイルといった付け爪は極力避けましょう。

爪の成分はたんぱく質の一種ケラチンで、皮膚が硬化したものです。ですから細胞分裂も活発です。
成人の手の爪は一日で0.1ミリのびます。若いほど早くのび、年齢とともにその速度は落ちます。そして冬より夏の方が伸びる傾向にあります。

爪も水分を含み、この量は環境によって左右され硬さに比例します。そして爪の硬さは均等ではありません。冬の乾燥期には硬くそして脆くなります。

化学薬品の影響も無視できません。マニキュアや除光液と言った化学薬品を使用する場合、扱いを間違えれば有害になります。

同じように付け爪のジェルネイルやスカルプも手入れをきちんとしないと害になる場合があります。
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