ジェルネイルがこの試験内容に含まれるようになったのは近年 [ジェルネイル基礎情報]

最近急速な広まりを見せている、ジェルネイル。アクリルの合成樹脂を爪の形に整え、紫外線に当てて固める技法です。
マニキュアと違い、個人で扱うには難しい面もあります。

そこで頼りになるのがネイリストです。ネイリスト――Nailist――は和製英語です。ネイティブの英語ではマニュキュアリストと言います。

ネイリストの公的な国家資格、許認可はありません。誰でも名乗るのは自由です。
けれど技能がないのに名乗れば詐欺です。

そこで――というわけでもないでしょうが――民間の団体、日本ネイリスト協会(JNA)とインターナショナル・ネイル・アソシエーション(INA)の両団体が主催する検定があります。ネイリスト技能検定です。
国際的に通用するネイリストの育成を目指すとして、正しい技術と知識の向上を目的にしています。年に2回行われ、13年目を向かえました。次回は、受験者総数は26万人余とか。

この技能検定は両団体が指定した訓練校があります。
1級から順に3級まで3段階に分かれています。
3級は義務教育修了者なら誰でも受験できます。それ以上の旧は前の級の試験合格者が受験資格者となります。

3級はネイルケアの基礎の習得と、2級はサロンで通用する実践的技能知識、1級はトップレベルとしての総合技能を検定します。
各級とも実技と筆記のそれぞれが行われます。合格ラインはそれぞれの試験が80点以上です。
合格率は3級が約87%、2級が42%、1級が約37%とされています。

ジェルネイルがこの試験内容に含まれるようになったのは近年でしょう。希望者の健闘を祈ります。

スポーツ的な立場からは、保護としての要求が中心 [ジェルネイル基礎情報]

近年急速に広まりつつあるジェルネイル。若い世代を中心とした人気です。
しかしそれだけではありません。その効能からスポーツ界の注目も熱いようです。

もともと指先の保護器官でもある爪は、スポーツ選手にとっては、時に選手生命をも左右しかねません。代表的なのが野球の投手です。
ピッチャーが爪の保護のためにマニキュアを塗ることは、知られています。爪割れが原因で打たれては、泣くに泣けません。

重量挙げの選手は、手よりも足の爪の方がより重要です。踏ん張るために足の爪の役割はとても大きいので、そのままだとぼろぼろになってしまうそうです。

他にもゴルファーも爪に気を配っています。

ファッションとしての爪で有名な選手もいました。1988年のソウル五輪で注目を集めた選手の一人にフローレンス・ジョイナーです。
陸上女子100メートル、200メートル、400メートルリレーで金メダルをとった選手です。その成績もさることながら、ファッションでも彼女は人気を博しました。
中でも長く伸ばした爪をマニキュアで鮮やかに飾った姿が印象的でした。

しかし、スポーツ的な立場からは、保護としての要求が中心です。最近では保護に加え、さらに進んで強化としての役割も果たすジェルネイルが徐々に広まっているようです。
アクリルの合成樹脂をUVライトに当てて固めるため、マニキュアより日持ちし、丈夫な所がいいのでしょう。
もちろんファッションとしての側面も重要視されています。
そのうちジョイナーのようにジェルネイルをつけた選手も登場するかもしれません。

ある程度の知識が必要です [ジェルネイルの注意点]

ここ2,3年で急速に広まっているジェルネイル。若い世代を中心に普及しているネイルアートの一種です。
テレビ朝日系列のスマステイションで「これを知らないとおばさん!?テスト」のバロメータアイテムの一つとして紹介されてもいました。
カリスマアイドル益若つばささんが好んで使用していると言うのです。彼女は女子高生を中心に10代の少女たちに絶大な人気を誇っています。

ジェルネイルを使用する理由の一つに日常生活でも邪魔にならない、ということが挙げられていました。
自爪にアクリルの合成樹脂を塗って爪を装飾し、UVライトで固めるのがこのジェルネイルの技法です。
その上でトップコートと呼ばれるコーディングを施せば、長持ちします。
もちの長さは3週間から4週間で、個人差があります。
ジェルによってトップコートを1週間に一度塗りなおす付け爪としてではなくコーティングとして、爪を保護するために効果があると紹介されていました。

2006年ごろから流行となっているジェルネイル。今のところ、サロンでしか行われていません。百貨店などでは店頭に置いてもありません。
これはUVライトやジェルが個人で扱うにはある程度の知識を要するためです。
ネットを使えば購入は可能です。しかし、きちんと使用法を身につけないと危険を伴います。そのための教室やDVDなどもネットでは紹介されています。

ジェルネイルは登場したばかりなので、まだまだいろいろな活用法が試されていくようです。
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